スウェーデン災害救助犬チャンピオンシップ
2002.9.19〜25、ボラス
年1回開催される救助犬の全国競技大会の様子などを載せました。
出場犬資格は全国18ブロックで行われた競技会の一席犬18頭に前年度のチャ
ンピオン1頭、それに各ブロックの二席犬の中から得点の高い方から11頭選び
合計30頭で競技を行った。また出場犬の突然の不出場にそなえ予備として2頭
が目録に掲載されている。
競技種目については以下の3種目があり、全国各地の競技会も同じ方式で実施さ
れている
@災害現場の探索(DISASTER SEARCH)
Aオビディエンス〔服従〕(OBEDIENCE)
B広域の探索(AREA SEARCH)
競技は2日間にわたって予選、決勝が行われる。予選での得点上位から15頭が
決勝戦に選ばれるが、2日目はオビディエンスは省かれ、2種目で実施される。
2日間の総合得点をもって席次が決定する。
会場となったボラスの町、北欧の煉瓦と | 森と湖がとてもキレイで公園の芝生も |
森の緑が調和して落ち着いた雰囲気 | 犬が入ってもOK |
スウェーデン・ワーキングドッグ・アソシ | 前日の開会式は簡易仮設テントのなかで |
エーションのSven Wergard会長から | 行われたが、暖房がついていなくて |
レスキュードッグについて説明を受けた | 気温は10度ぐらいであった・・・さび〜〜 |
日本の視察団に親切な案内を | JKCより競技会に寄贈された |
してくれたアンダーソン氏 | 優勝カップ、今回で2回目なそうな |
パーティはドリンク類とサンドイッチの | 律儀な日本人は全員タイ着用 |
軽食であった。災害時もこの様に | 現地の人は防寒具、顔は笑っていても |
なるであろう | 寒さに震えていたクマジ |
会場にはベンツのタクシーで移動 | 災害現場の探索に向かうオーストラリアン・ |
スウェーデンは物価が高く、給料の | ケルピー。競技会と言えど本番さながら |
3分の1は税金で徴収される | リュックを背負って装備にぬかりなし |
この場所は元、軍の施設、戦車が渡る | 捜索は広範囲にわたる。犬とハンドラー |
橋の上で犬を待たせ大きなピストルの | の身体能力やコース攻略法(?)も重要 |
発砲音が2発なる | |
建物内はこの様な感じで2階部分も | 壊れた車だが中をのぞいても何もナシ |
検索しなければならない | でもシートの下に疑似遭難者がかくれて |
いたのだ | |
審査は審査員2名、タイマー、発砲係など | 競技が終わってホッと一息、犬はリーゼン |
総勢5〜6名で行われる | シュナウザー。左の発砲係のお姉さん |
右手にピストルを持っている。モチ空砲 | |